美容師としての活躍

最初はだれでも雑務

2017年01月18日 16時08分

どの仕事もそうですが、最初は見習いとして雑務をこなしていく毎日です。
また練習も必要なので閉店後に時間をとってスタッフ同士の練習時間に当てるなどの必要があります。
なかなかの激務なので、志半ばで美容師を退職してしまう人も少なくはありません。
激務という理由以外にも、カラーなどの薬品を扱う仕事なので体質が合わず、
手荒れがひどくなり諦めざるを得ない状況になる人もいるので、
みんながみんな必ずしも頑張れるという仕事というわけではありません。
そういった難関もありますが、それらを乗り越えると数年先にはスタイリストとしてお客様から直接指名を
いただいたり、お客様の施術を担当してきれいになってもらい、
喜んで頂くというやりがいを感じる仕事
となるのです。
そのための下積みはけして楽なものではありませんが、それでもそのスタイリスト、
また自分の店を持つという夢をかなえるためにたくさんの美容師が日夜技術の研究に勤しんでいます。
お客様の反響を直接受けることができ、すぐにそれを体感できる仕事なので、
心から美容師という職業を好きでやっている方も多くいるのです。
いま美容師になりたてのかたにとってはあまりやりがいのない仕事に感じるかもしれませんが、
下積みを経た先には夢をかなえてよかったという達成感を覚えるでしょう。

 
大切なのが接客スキル
美容師としての技術が高いだけではけして美容師としての成功は見出せません。
カラーが綺麗にできてもカットがうまくても、長い時間お客様をお引止めするのが美容室なので、
その間お客様に快適に過ごして頂く為にも接客スキルは高くなければいけないのです。

デリカシーのない美容師などは、確かに的確なカウンセリングや技術を持ち合わせていたとしても
お客様にとって「失礼な美容師」というレッテルを貼られる場合もあり、
そうなると指名をとることが困難となってしまいます。
指名システムがある美容室がほとんどなので、お客様から指名をいただくにはコミュニケーション能力の高さと、
快適に過ごして頂く為の接客能力が要求されるようになってきます。
そのため、美容師は休日には接客のスキルをあげるためにそのようなセミナーな受講するなど、
各自で技術面以外に接客のスキルを向上させようと努力を怠りません。
また最近の流行を把握する為にも雑誌のチェックなども必要になるので、
オンオフともに多忙な日々となるでしょう。
その分やりがいを感じ、そのやりがいを体感できる職業でもありますので
高いモチベーションをもって美容師としてのスキルアップを目指す方も多い
です。